参考書特集第二段 | ReNET

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2011年9月22日
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今回の特集は、参考書をレビューしていく『受かる参考書↑落ちる参考書↓徹底分析!』の後半で「地歴・理科」です。
前回の英数国に引き続き、地歴と理科の参考書をレビューしていきましょう!

前回も書きましたが、使う時期などを目安として提示しています。学校や塾の授業進度によって適した時期は変わってくるので、無理してここで示された目安に合わせないように。自分のペースでスケジューリングしていってくださいね!

世界史

 まずは世界史の参考書から見ていきましょう。

 世界史の勉強をはじめるにあたってまずしなくてはいけないことは、世界史の大まかな流れをつかむことです。実は、これには知っておかなければいけない事件が万遍なく書かれている高校の教科書をしっかり読み込むことが一番なんです。使用する教科書によって事件の解釈に若干の違いはありますが、基本的にはニュートラルに世界史を概観しており、まずはこれで世界史の流れをつかむことをお薦めします。

 ニュートラルな描写と言うのは退屈になりやすいもので、教科書を読みとおすのはちょっと厳しいという人は、『 荒巻の世界史の見取り図 』や『 青木世界史B講義の実況中継 』から入るのも良いでしょう。
 荒巻先生は独自の見取り図を描いており信者もいるほどであり、青木先生の実況中継は講義形式と言うこともありとても読みやすいです。世界史の場合はどれか一冊を読めばいいというものでもなく、歴史の解釈は様々であり、東大の世界史では様々な角度から論じさせる問題が多いということもあるので、何冊か読み込むとより良いです。
 参考書を教科書の副読本として活用しながら、春の間に、大きな流れをつかめるようになりたいですね。


大まかな流れをつかんだら、次に基礎的な単語を覚えるという段階に入ります。世界史では記述問題を解くにしても最低限の単語を知らなくてはどうしようもありません。教科書で太字になっているところ、または『 世界史一問一答 』の星三つレベルの単語を覚えていきましょう。ここの段階は大変なところで何度も心がくじけるかもしれませんが、この作業なくしては世界史の高得点は望めません。計画性を持って取り組むことが大切です。

 この作業と同時に、少しずつ問題集を解きつつ、記述にも慣れていくと良いでしょう。『 世界史問題集 』『 ナビゲーター世界史 』『 タテ×ヨコから見る世界史問題集 』などがあげられます。まだこの段階では単語力が十分ではないと思うので、単語などを教科書で調べつつ解いていって良いです。

 東大第一問の記述解答の方法論を学ぶことができる『 世界史論述練習帳 』は、早い段階で済ませてしまうのが良いでしょう。記述にも少し慣れ、必須単語は全て覚えたぞという状態で、夏の東大模試を迎えることができたら良いですね。

 以上で世界史学習の下準備はおしまいです。次に東大入試に合わせた、第一問・第二問対策に取り組んでいきます。上にあげた三つの問題集など、まだ手をつけていない記述形式の問題をどんどん解いていきましょう。できるだけ教科書などは見ないようにしつつ、問題を解けるようにしましょう。この時点でできなかった問題に該当する歴史区分を教科書や概説書で何度も確認することで、膨大な世界史を漏れなくカバーしていくことができます。冬の東大模試までには、世界史論述には目途をつけておきたいですね。

 ここまで来ると世界史は、残りの膨大な、センターや第三問で出るかもしれないマイナーな単語を覚えたり、過去問形式の練習に入ったりという段階になります。世界史は頑張れば頑張るほど得点は上がっていきますので、満足せずに頑張り続けてください。





日本史

 次に日本史に行きましょう。

 日本史も基本的な勉強の手順は世界史と同じです。まずは流れをつかむことが大事ですが、その際に教科書がとても良い教材となります。『 超速日本史 』や『 石川日本史B講義の実況中継 』を併用するのも良いでしょう。すぐに読めて一気に日本史を概観できる、『 超速日本史 』を最初に読むのが良いかもしれません。

 流れがつかめたら、必須単語を覚えていきます。教科書や『』を使っていきましょう。それと同時に、『 日本史講義 2 時代の特徴と展開 』『 日本史Bよくでるテーマ別問題集 』『 はじめる日本史50テーマ 』『 "考える"日本史論述 』で記述の対策も始めていくと、後々楽になってきます。選択する地歴科目とどちらを優先するかにもよりますが、記述まで手が回らないようであれば、無理して多くの量に取り組むことはないと思います。夏の東大模試で大沈没しないために、最低でも、単語は学校で習った範囲は覚えて、記述も少しはやったことがあるという状態にしておきたいです。

 秋以降は、本格的に記述対策を始めてください。上記の問題集をどんどん解いていき、どんな問題にも何を書けばよいかがわかる状態にする。東大日本史は問題が変わっているので、どのような書き方をすれば得点が取れるのか、自分に合った記述法を「方法論」の参考書を読みつつ探していってください。
 早めに過去問一年分を解いてみて、赤本・青本・25カ年の解説をじっくり読んでみると方針が定めやすいです。冬の東大模試で偏差値45は最低限取れるレベルに達していたいところです。

 冬になったら、後は過去問採点、単語力向上に励んでください。




地理

 次は地理。

 地理という分野はとても曖昧で、範囲が滅茶苦茶広いともいえる一方で、知っていなくてはいけないことは少しともいえます。「地理的思考力」というものがあって、そのような考え方が身につけば、世界史・日本史のように多くを記憶しなくても問題を解くことができます。そのためには、最低限の地理的事例を覚え、それを発展させる思考法をインストールする必要があります

 その格好の教材ともいえるのが、名著と言われる『 権田地理B講義の実況中継 』です。これを読むことで地理の問題に対してどう向き合っていけばよいのかがわかります。ただ知識量が少ないので、これで地理的思考力をつけた後に教科書や『 図解・表解地理の完成 新版 』のような網羅的な参考書で知識を補充する必要があります。『 合格講義 』をやるのも良いでしょう。

 地理は問題を解いていくことで、地理的思考力や具体的な事例を知っていくことができるので、『 権田地理B講義の実況中継 』や『 山岡の地理B教室 』をさらっと読んだら、問題集にも手をつけ始めて良いと思います。『 地理B〔系統地理〕の点数が面白いほどとれる問題演習 』『 実力をつける地理100題 増訂第2版 』などがお薦めです。

 夏以降も、問題を解いたり参考書を使っですして、知識を拡充していってください。普段のニュースにも目を向けるようにしましょう。特に今年は地理的にとらえることができる様々な問題がニュースを騒がせていますので、要チェックです。




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