無料添削講座(日本史) | ReNET

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updated 2012-08-23

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今回の無料添削講座は
17・18世紀の日本史
です。

皆さん投稿ありがとうございました!
皆さんから送られてきた解答例をもとに、より良い解答作成法を講義していきます。

まだ問題を解いたことのない人は、先に自分で解いてみてから、解説を読んでください!


では一問目から見て行こう。

問題1

「享保改革期に取られた税制再建を目指す政策のうち、収入の増加政策について、90字以内で説明せよ。」


享保期の収入の増加政策を列挙するという問題。
いくつ思い浮かべることができるかが勝負になる。
解答例を見てみよう。

印旛沼干拓など(※誤り)新田開発を行い、また定免法により年貢の徴収を収穫量に関わらず一定にし、年貢収入を増やした(※説明が苦しい)。上米の制により、参勤交代時の江戸在留を短縮する代わりに(※冗長)税収を増やした。



まず歴史事実として、享保期に新田開発を進めたのは事実だが、印旛沼干拓は享保期ではない。教科書を確認のこと。
享保期の政策としては、他に堂島米市場の公認があるので、代わりにこれを書くと良いだろう。単純に米の収入を増やすだけでなく、米価調整も、大きな税収増加策である。

次に、「年貢を一定にし、年貢を増やす」という定免法の説明が苦しい。
「凶作時でも年貢量を一定にし」と誤魔化すか、定免法ではなく「年貢率を引き上げた」ことを書くのも手だろう。

上米の制は説明が冗長。
この部分を削り、他の政策を書きたいところ。



次の問題に移ろう。

問題2

「江戸時代に大都市に発達した市場の特徴について、以下の資料を参考に、60字以内で説明せよ。」

資料(外部サイト)


これは資料の読み取り問題で、最初の関門は、しっかり読み取れたかということになる。
資料の上半分が川が、下半分に魚市が描かれている。
間違いなく、両者の近接性を書かせたい設問である。

解答例を見てみよう。

江戸時代の市場は、魚の獲れる川の近くに魚市(や青物市)を作るというように、生産拠点・集積地の近くに市場を形成した。



これは満点答案である。
まず資料の読み取りを行い、それを受け問いに答えるという、二段のステップをしっかり踏めている
文字数が若干余っているので、これに青物市などの例を加えても良かった。



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日本史 no. 1